ポイントカードメリット・デメリット

ポイントカードのメリットとデメリット

 

ここで少しポイントカードのメリットとデメリットをまとめてみましょう。まず、メリットですが、ポイントカードの利点はポイントによる割引を実施することで、リピート客を増やして、顧客の固定化を図ることができます。常連客を持つことができるわけです。
 もう1つは、会員登録をしてもらいますから、住所、氏名、年齢などの顧客情報を得ることができます。その基本データに購買データを重ねることで、顧客の購入パターンや利用頻度などを定量的に分析できます。それをもとに、ダイレクトメールを発行してマーケティングにつなげることが可能になるのです。
 その一方で、デメリットもあります。その第一が顧客のデータをコンピュータで管理しますから、管理コストがかさみます。特典を充実させればそれだけ費用もかかり、経営を圧迫する要因になります。
 もう1つは、ポイント還元競争が勃発しかねないことです。ライバル社が10%の還元率を15%に引き上げたら、いやでも追随しなければなりません。10%のまま営業を続けていれば、確実にお客様を奪われてしまいます。しかし、こうしたポイント還元率競争は、消耗戦以外のなにものでもありません。結局は利益の吐き出しでしかありませんから、体力を弱らせる結果に終わります。